桜咲かぬ春はない

2006年2月4日
桜咲かぬ春はない
数年前。ジブンも受験生だった。私立はまず大丈夫。問題は公立受験。時折こんな季節になると「サクラサク」という言葉を耳にする。
それは自分の志望校に合格し(勝っ)た時、使う言葉のように聞こえる。桜が咲く頃、合格して喜ぶ人間には、散る桜の花びらは眩しい。
ジブンはどうだったのか。戦いに負けた人間には咲かないとでも言うのか。一昨日サクラ風味のKit Katを齧って考えてみた。
ジブンの誕生日は4月上旬前半。サクラの花咲く春という季節は皮肉なものだ。今頃の季節がとても悲しい。数年たった今も悔しい。

でも公立に受かっていたらどうなっていた事か、今のジブンには解らないと思う。今は、通っていた高校にいたのは「運命」だと考えることが出来る。
4月になれば皆サクラを見れる。桜咲かぬ春はない。桜咲く4月に生まれてきて、それも「運命」だと考えることも出来る様になって良かったと思う?









・・・今、窓の外は粉雪が降ってます...

   粉 雪      南 こうせつ

どこか似ている この街を吹く風
セーター姿の小さな君と
指きりした町
あゝ あの日と同じ
あゝ 粉雪が降る
泣きながら こごえる手をかさねて
また会おうと 約束したのに なぜ

一人の旅は風に吹かれて
忘れてしまおう 昔のことは
胸が痛むだけ
あゝ あの日と同じ
あゝ 粉雪が降る
ほほえんでる君の写真破いて
夢の中へ捨てて しまおう 今

あゝ あの日と同じ
あゝ 粉雪が降る
ほほえんでる君の写真破いて
夢の中へ捨てて しまおう 今

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