地獄で仏

2005年6月8日
今日の一日は、朝6時起床、15分ほどでご飯を食べ6時半にJRに乗り込む。8時半出勤なのでこれに間に合わなかったらアウト。
30分ほど揺られて、地下鉄に乗り換え25分、藤が丘まで立ちっぱなし。リニモは人がわんさか居るのでそれに乗るまでは大体5分ほど。
藤が丘からはなみずき通へ出る時は地下を走るのだが、運良く車両の真ん中にいた自分はトンネルの中に数秒浮き出ると言われていた、
モリゾーとキッコロを窓から見ることができた。これからは、車両は真ん中あたりを利用しよう。運がいいのかは、ここだけでは判らない。

万博の研修は、出勤日数上他の4人よりは後れを取っているが、パビリオンの内容の大まかな形は掴めたと思う。
なお、ここでこの日は雨が降るという予報を聞いていたのにも関わらず、傘を忘れてしまったが雨が降らず涼しく快適に仕事ができたように思います。

・・・日により勤務時間が変動するのですが、今日は夕方6時半前には終了でけました。しかし控室に戻ってきてゆっくりお弁当を食べていたつもりが、
既に7時。慌てて西ゲートへ走ったが会場内の郵便局はカーテンを閉めていた。いつものことだがまた歩く。機会が無いが、いい運動になる。
給与を取りに行くべく電話をするが、9時くらいまでに来ないと給与は払えないと言われ、時計をみると、既に8時14分前。
流石に歩いてはいられないと悟って、本郷駅に着くまでの約8割は走りました。こんな時に限って道が遠く感じる。道中の坂も辛かった。
昨日は歩いて一社まで、今日は走って本郷まで。もう体力も限界だった。しかしこんなところまで歩けるようになったということも大したものだ。
本郷(駅)に着いてから、所要時間を調べたら、栄まで19分かかり、その時点でアウトだった。それでも事務所の最寄りの日比野まで来て
電話をしたが、やはり返事は“No”だった。次の日はOFFだし・・・と思い野宿を考えたが、家に帰って寝たいと思い、
取り敢えずはそこから名駅方面へ歩いていって郵便局を探した。道中UFJのATMを見つけて、郵便局の通帳が使えるようだったので
通帳を入れたが、ICカードって何なんだよ? 仕方なく出直してまた歩く。栄へ行こうかと迷ったが、
名駅の前にもあったのを思い出してひたすら歩く。どうにかこうにか、11時15分前にはようやっと名駅に着いた。
早速ATMに通帳をいれるが、機械がそれを受け付けてくれない!?この場所で本気で野宿を考えた。
一旦外に出て対策を考えていると人がATMの方へ歩いていったので気になって覗き込んだらその人に
女性:「すいません」
田:「?」
女性:「これって預け入れはできないの?」
と訊かれたので、すかさず、
田:「預け入れは夕方で終わってしまうようですね」「しかし、ATMが通帳を受け付けてくれないんですよ...」
女性:「すぐそこのサンクスだったら、通帳使えますよ、カードも要るけどね・・・
頭をたれて半ば絶望して、一緒に外へ出ると通帳を見せてといわれてゾッとしてしぶしぶ見せたが、ものの数秒で返され、
財布を取り出しはじめた。一瞬、まさか! とは思ったが、その まさか があたった。
女性:「電車賃があればかえれるんだね?」
と言い、1000円札を手渡してくれて、すかさず返そうと思ったが、
女性:「それで早く帰りなさい、行きなさい」と言って姿を消してしまった。
その場で立ち尽くすしかなかった。

本来使ってはならない1000円札(偽 ではないです)を上着のポケットに入れたまま名駅の自由通路で切符を買い、
23:44発 普通列車 大垣行きで今日は名古屋を後にしました・・・

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